【ニホンアマガエルのエサについて】

アマガエルを飼育する上でどんなエサが一番適しているのかを実際に3年程飼育しながら研究を続けてきました。

アマガエルを飼育したい方、すでに飼育されてる方はご参考にしていただければと思います。

飼育下でのエサを考える上で考慮すべき点がいくつかあります。

・カエルの喰いつき

・健康面での栄養バランス

・コストパフォーマンス(エサの値段)

・扱いやすさ

・その他(ケージを汚しにくい)

など、あげればもっとあると思いますが、キリがないのでこのあたりにマトを絞って実験をしています。

色々試してきた中で良かったものを2点ご紹介します( ^ω^ )

一つ目はキョーリンさんから発売されている

【ひかり レオパゲル】
トカゲやヤモリ向けに作られたエサですがカエルもよく食べます。半生タイプで生き餌に近い食感なのかなと思います。口に入るサイズにピンセットで千切って与えます。嗜好性が高く、よく食べてくれます♪

生き餌よりも消化吸収がいいのか、食べてから排泄するまでの時間が早く感じます。

カエルは飼いたいけどエサが虫なのはちょっと…と言う方でも抵抗感なく扱えると思います♪

難点をあげると、要冷蔵の為ご家族から嫌がられるかも知れません(^◇^;)

原料に虫が入っていますからね。

それと与えていて感じたのは、レオパゲルを食べて排泄したフンはケージ壁面や、植物などにこびり付きが強く汚れやすく感じます。

ヒョウモントカゲモドキの場合は底床の上に排泄をするので底床ごと捨てるだけですが、アマガエルの場合はケージ内を立体行動しますのであっちこっちに糞が排泄されます。

カエルは喜びますが飼い主はちょっと大変かも…。

あとはエサの中ではちょっとお高目ですかね(・_・;

次はこちらもキョーリンさんから発売されている

【ひかり ベルツノ】

今の時点で一番理想的だと思います。
こちらはベルツノガエル向けに開発された乾燥餌。水でふやかしてから与えるタイプです。

なんと言っても一番のオススメの理由は保存のしやすさ!乾燥状態でパッケージングされているので常温で置いておくだけ。必要な分だけポキッと折って小皿にお水を入れてふやかすだけ^_^

臭いも少な目で抵抗感ないと思います。

そして安い!コスパ良しです♪

レオパゲルの様なケージへのこびり付きも少なく感じます☆

人工飼料の利点は栄養バランスの良さだと思います。生き餌などの単一の餌だけを与えるとどうしても栄養が偏りがちです。

人工飼料は栄養バランスを考えて様々な材料を配合させているので偏りが少ないと思います(^^)

また、どちらの餌もそうですが、捕まえて来たカエルはいきなり人工物を食べることはほとんどありません。

まずは生き餌をピンセットで与え、慣らす必要があります(^^)

人間に慣らすのもそうですが、[ピンセット=餌]と覚え込ませる必要があります。

カエルも繰り返しで学習します。

どのくらいで慣れるかはカエルの個体差によって様々です。

人間にも人見知りな人や人懐っこい人がいるようにカエルにも性格があります。

気長に1匹1匹とお付き合いをしていきましょう(^^)

よく観察する事で見えてくる1匹1匹の性格の違いもカエルの可愛さであり、魅力だと思います♪

次回は生き餌について少し書こうとおもいます(^^)ではでは。

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